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森末製畳所

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畳使用上の注意とお願い

畳使用上のご注意とお願い

ただいま写真一部準備中です。今しばらくお待ちください。

 

から拭き ご使用の前に畳表を から拭き して下さい。

※注意

新畳時は、洗剤・化学雑巾・レモンの汁・お茶殻等では拭かないで下さい。変色・色ムラ・シミの原因となります。

 

  • 青白い「い泥」で、6帖あたりタオル1枚程度使用します。
  • 数回、い草の方向に沿って乾いたタオル(又は、水で硬く絞った雑巾で)畳全体を、均一拭いて下さい。
  • 1週間程度は「拭きムラ」や「シミ」状に見えます。「拭きムラ」状に見える部分を、部分的に強く擦らないで下さい
「拭きムラ」は、約3ヶ月で、畳本来の色合いに落ち着きます自然に消えますのでご安心下さい。
  • 新しい畳表はい草の方向に沿って、黒くスジ状に線が見える事があります。地厚な上質品ほど跡が付きやすい傾向にあります。
畳表は、産地から消費地に運ぶ際に折り畳んで梱包されておりますので折りスジはついております。
「折りスジ」「消しスジ」は、水分を吸放湿する課程で少しづつ膨らんで 自然に消えますのでご安心下さい。

 

これら「拭きムラ」「折りスジ」は自然に消えますので、濡れ雑巾等で、決して 部分的に擦らないで下さい。天然い草の特徴です

 

新品時の畳表には、い草の鮮度・色調を保護する為 泥染めの「い泥(い草専用の土)」がついています。天然い草使用の場合、「い泥」の関係で新品時から数週間程度は、服についたり、部分的に色ムラやシミのように見えます。また、頻繁に畳を水拭きしますと、早く変色する原因となります。

 

  • 1782年の農業絵巻 昔から「泥染め」をしていました。
  • 泥染めの作業の様子

 

  • い泥:兵庫県淡路島の「山の土」で瓦にも使用されている粘土質の土

 

畳の特徴は、吸放湿性が優れ 自然の湿度調整機能、室内空気の浄化作用(二酸化窒素やシックハウスの原因とされるホルムアルデヒドの吸収分解作用)があります。

い草特有の香りには、鎮静効果があり、い草と人間の皮膚は光の反射率が同じなので、森林浴と同じような安らぎ感で落ちついた気持ちになれます。畳は、現代建築の中で唯一天然植物が使用されている建築材です。

畳の作り方は多少機械化しましたが、構造は昔とほとんど変わりません。畳表は自然の天然植物ですので、一つご理解願いたい点があります。本来の畳の色合いは新畳時の青い色でなく新畳を敷き込み後 数ヶ月経て自然の色に落ちついた状態を云います。ですから敷き込み後約1週間は急速に最初の青みは薄らぎ、目に見えない い泥もとれます。

その後は本来の自然な色合いに落ち着きます。ですから最初の数ヶ月は、光線の当たりぐわいで色段やシミ状に見えますが、

気にしないで自然にしておいて頂きたいのです。そのままにしておいていただければ、しだいに目立たなくなり自然に消えます。

この現象は、畳表の品質不良によるものではありません。ですから畳表の鮮度が新しい物に見られ、古くなったり裏返しの場合は逆に出ません。

逆に、むりやり消そうと部分的に強く拭かれますと本格的なシミとなります。


天然 い草 を使用しておりますので
ご理解ください。

畳表1枚で約5000本から9000本の草を編んでいます関係で、一部草が切れている物や、花の茎が付いている物も混入しております。
いずれも 天然い草使用 の為、ご理解下さいますようお願いします。

 

  • 1本でなく2本の草が織り込まれた為、線状に見えます
  • 草の太さや色も1本1本違いが有ります
  • 花の茎が表面に出ています 使用している課程で自然にとれます
  • 両端の草の色具合が、白く成る場合もあります。これは「い草」の根元の部分は白いからです。

 

 換気・除湿

洗濯物がよく乾く 天気の良い日には、十分な通風・換気を行い、部屋の湿気を逃がして下さい。梅雨時期や室外湿度が高い時は、エアコンのドライ機能や、除湿機で強制除湿をして下さい。
  • 梅雨時は、除湿器やエアコンのドライ機能が有効です。扇風機でお部屋の空気を循環するとタンスの裏側や机の下のよどんだ空気もリフレッシュ出来ます。
  • 畳には、調湿機能があり、1帖あたり約500CCの水分を吸収し、室内が乾燥すると放湿します。吸放湿速度が、非常にゆっくりしているしている事も特徴です。その為、長時間にわたってお部屋の湿度を畳が調整しています。(吸放湿時間は数日間掛かります)

天然い草は、栄養分を多く含んでおりますので、畳が青い期間は、カビの危険がありますので、畳の水分含有量に気をつけなければなりません。1年を過ぎるとカビにくくなります
(1年程度で、い草の養分が自然に少なくなりますのでカビにくくなります)
特に、家の周りに木立や森・田園がある場所の1階の部屋、冷房に弱いタイプの方でエアコンを余り使用していない部屋、留守がちもしくは居住していない部屋、外気湿度が高い夏場、新畳や衣替えをして1年未満の部屋、等々には1週間に3回は強制除湿をしてください。
布団を干すのと同様に、畳も人が部屋に居ない時間帯に自然吸湿した水分を除湿してください。畳が適正な水分含有量ですと、夏場には人が出す汗(水分)を吸収しますので夜も快眠できますし、冬場には畳から水分が出て乾燥しすぎを防ぎ、快適な室内環境に役立ちます。
畳が過度に湿気を吸ったままの状態になるとカビ・ダニ・チャタテ虫の発生の原因となります。

 

万一、カビが発生したら

 

乾燥している天気の良い日に、アルコール(消毒用エタノールが効果が大)でタオルを湿らせて拭いて、掃除機をかけてカビを吸いとって下さい。
その後は、毎日のお掃除が重要!です。(この時、濡れた雑巾は使用しないで下さい)
アルコールには殺菌力があります。(火気は厳禁です)


(メタノールアルコールでも可能ですがエタノールより効果は劣ります)
畳表の製造時には乾燥して保管・含水率検査して出荷しておりますのでカビは着いておりません)
吸いとれないカビは乾いたタオルで拭くか、柔らかいブラシ又は亀の子束子でとってください)
用意する物:アルコール500CC、洗面器、ブラシ、タオル)

 

こまめに掃除をする 掃除機掛けをします

乾燥している天気の良い日に、アルコール(消毒用エタノールが効果が大)でタオルを湿らせて拭いて、掃除機をかけてカビを吸いとって下さい。
その後は、毎日のお掃除が重要!です。(この時、濡れた雑巾は使用しないで下さい)
アルコールには殺菌力があります。(火気は厳禁です)

掃除機は い草に沿って、静かにゆっくりと動かして下さい。畳の幅方向の約90cm幅を6秒程度の時間をかけて、緩やかに吸入口を動かします。

強さは、中以下で吸入口のブラシは出しておきます。

畳を押さえつけないで吸込の力だけで吸い取ってください。

横の方向に掃除機をかけたり強く押しつけますと、い草の川が早く剥ける原因となります。

また、吸引口を早く動かすと、畳内部のほこりがとれないのでダニやカビの対策に成りません。

 


 
い草にそって優しくゆっくりと動かして下さい

 

 毎日の畳のお手入れ

直射日光はなるべくさけてください。畳の上にカーペットを引く事は避けて下さい。い草は呼吸しています。

敷物を敷くと、呼吸を妨げダニやカビが発生しやすくなり、長持ちしません。

ふけや食べ残し等はダニの発生原因となりますので、掃除機で畳を常に清潔にして下さい。

 

畳の「へこみ」について

机・本棚などをそのまま置くと畳のへこみの原因となります。使う場合は必ず敷板を用意して下さい。

家具の移動時に「へこみ」が目立つ場合、熱いお湯でしぼったタオルをあてて下さい。

 

畳に灯油やシンナー等をこぼさない

ようにしてください。畳内部へ挿入式の殺虫剤も、畳床の種類によっては内部に穴が空きます。